こんにちは、みちょです。
こんなお悩みをお持ちでしょうか。
◆太ももが痛いけど、何科にかかれば良いの?
◆太ももの痛みで整体や整形外科に行ったけど、改善しない。
◆整形外科でもらった湿布を貼ったら、肌がかぶれたかも?
この記事を読むと、次のことがわかります。
太ももの痛みって、これまで筋肉痛くらいしか経験がありませんでした。
でも今回は、黙っていても痛い程で
これは、自然治癒は無理かも。
と、医療機関のお世話になることを決めました。
ところが結果的に整形外科の診断は誤診?!となってしまいました。
同じような人はあまりいないかもしれませんが、体の痛みの原因の1つとしてぜひ知っていただきたいので、さらっとでも読んでいただけると嬉しいです(^^)
結論!太ももの痛みの原因は結局”帯状疱疹”だった
黙っていても太ももが痛い…
この原因が”帯状疱疹だ”ってひらめく知識は、私にはありませんでした。
帯状疱疹という言葉を聞いたことはありました。
あとは「なんか体をぐるっと痛みが襲うもの?」「お年寄りがなるもの?」というイメージと「すごく痛いらしい」「免疫力が弱ってるとかかる?」という曖昧な情報くらいしか知らず…。
ここで帯状疱疹の特徴について引用すると、帯状疱疹は
身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点(はんてん)と小さな水ぶくれが帯状(おびじょう)にあらわれる病気です。この症状に由来して、「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」という病名がつけられました。帯状疱疹は、身体の中に潜(ひそ)んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
(『帯状疱疹って?|マルホ株式会社』より)
という病気です。
最後にもありますが、誰でもかかる可能性のある病気だったのですね。。
この病名に辿り着くまで、紆余曲折がありました。
帯状疱疹は早くに治療を始めると、症状を軽くしたり、合併症・後遺症のリスクが減るので、痛みの可能性として知っていただいて、早めの診察に役立てていただければ幸いです。
始まりは太もも内側の痛みから
ある日、朝起きると太もも内側の痛みを感じました。
最初に思った原因は
抱っこで過ごしすぎたかな?
でした。
前日、小学生の息子が病院受診のため、7kgちょいの娘を3時間ほど抱っこし続けていました。
途中、抱きながら座ったりもしました。
ベビーカーやカートに乗せても良かったかもしれませんが、今回は初めて行く病院で、段差やエレベーターの数、混雑状況も読めず、「抱っこの方が泣かないし移動もスムーズ」と、まぁだいたいいつも抱っこを選んでいます。
痛みを感じた翌日は、それほど状態は変わらず、
抱っこが原因ならそのうち良くなるかな。様子見しよう。
と過ごしていました。
痛みが強くなり”整体”へ
痛みを感じて2日目の夜中。
太もも内側の痛みが移動して、股関節あたりが痛み出し、目が冴えてしまう事態に。
娘はまだ10か月で、夜中の授乳もあり、ベッドではあぐらに授乳クッションを乗せて授乳していたので、股関節の痛みはキツいものになってきました。
かと言って近所に整形外科の個人病院はなく、総合病院に行くとやたら時間がかかって面倒なので、サクッといけそうな整体で症状を収めようと考えました。
目が冴えたついでに、近場の整体院を調べて、翌朝問い合わせるとすぐ予約できました。
託児も、当日利用できるところがあって助かりました。
痛み始めから3日目。
整体院へ行って経緯を話すと、最終的には骨盤矯正のケアをしてくれました。
これで3000円。託児が90分で2100円。
我慢できない痛みで”整形外科”へ
整体で少し良くなった気がしたのですが、それも短時間だけでした。
痛みは強くなり、面倒だけどやはり病院にかかろうと考えました。
お金はかかるけど託児はできるし行けるな、と思っていたところ、夫が「午前なら仕事の都合がつきそうだから、娘ちゃんと留守番できるよ」と!
娘の心配が減って、安心して病院に行けることになりました。
託児に預ける時は、やっぱり泣いちゃうので。
痛み始めから4日目。
整形外科では、こんな感じでした。
↓
「1.股関節正面」と「2.痛い方の股関節」のレントゲンを撮影
↓
お医者さんの診察
診察では、
- 椅子に座って片足を反対の膝上に乗せるポーズ(両脚)
- 横になって膝を立て、外側に倒せるか(両脚)
をチェックし、骨には異常がないことがわかりました。
そして先生曰く
肉離れと筋肉痛の間ですね。
とのことでした。
骨ではなく、筋肉に痛みが出ているのだろう、と。
「痛みが出てから2週間程でおさまってくるから、ストレッチすること」と「痛み止めは効かないけど、湿布いるかい?」と言ってもらったので、気休めかもしれませんが湿布は処方してもらいました。
のちにわかる誤診
のちに本当の病名がわかって、いろいろ調べていると
『発疹が出る前の痛みの段階で、帯状疱疹を見極められる医師は名医だ』
とありました。(出どころを見失ってしまいました。すみません)
また医療関係の、私の弟にも、痛みを和らげる方法はないか相談して居たのですが、病名がわかった時点で伝えると
「整形の先生の誤診だったね。とはいえ好発が上半身だからスクリーニング際どいけど」
だそうで、つまり、帯状疱疹は上半身に現れることが多いから見極めづらかったのだろうとのことでした。
痛み始めから6日目に発疹
痛みは少しずつ強くなっているようにも感じました。
歩くのもスムーズにいかず、左脚をかばいながら、ゆっくり歩いていました。
また、寝ている間も痛みを感じやすく、痛みを感じにくい寝姿勢を探りながらなんとか寝ていました。
寝ていると体を動かさないからか、起きると脚が固まった感覚がして、朝は特に痛みが強かったです。
湿布で痛みを凌いでいた
せっかく整形外科で湿布を出してもらったので、ももの内側や股関節に貼って過ごしていました。
痛み出してから6日後、初めは太ももの内側の上の方に、まばらに発疹が出てきました。
すぐに
あ!湿布でかぶれちゃった!
と思いました。
というのも、10か月前の出産で入院していた時に、点滴を固定するテープでかぶれた経験をしたばかりだったのです。
「湿布かぶれ」などで検索すると、そういうことはよくあるようで、私も湿布かぶれなんだと思い込んでしまいました。
その時点で、水ぶくれもありました。
発疹の範囲が広がる
初めは名刺ぐらいの範囲だった発疹ですが、翌日には手の平2枚分くらいまで広がっていました。
でも、
- 湿布かぶれだと思っていた
- 発疹は痛くも痒くもない
- 股関節の方が痛い
という状況で、発疹はそのうち治る、と思っていました。
発疹がさらに広がり水ぶくれが増える
発疹が出始めた翌日の夜。
太ももの内側の上の方だけだった発疹が、膝の近くまで広がってきました。
さらに、水ぶくれが3か所くらい出来て、ぶよぶよしていて、息子が「グロいね〜」と言うほど(笑)
湿布かぶれだとしても、さすがに薬でももらって早く治したいと思い、翌日皮膚科に行くことにしました。
発疹が出始めて3日目に皮膚科へ
発疹が出始めて3日目、痛みが出てからは8日目。
かかりつけの皮膚科は女性の先生で、太ももを診てもらうのにも抵抗がなく行けてありがたく思っています。
ふんわりしたズボンを履き、捲り上げれば太ももまで出せるようにしたので、「娘は抱っこ紐で抱っこしたまま、私の診察をしてもらおう」と一緒に連れて行きました。
今日はどうしましたか?
湿布に負けちゃって…
…これ、帯状疱疹ですよ。
皮膚科の先生は、見た瞬間「帯状疱疹」だと教えてくれました。
お医者さんって凄い。
それから
- 帯状疱疹についての説明
- 赤ちゃんのお世話について
- 薬の説明
などがあり、1週間後また受診することになりました。
帯状疱疹治療中の赤ちゃんのお世話については、別でまとめたいと思います。
まとめ
太ももの痛みから始まった一連の症状は、発疹が出て皮膚科にかかり「帯状疱疹」と判明しました。
お伝えしたいことをまとめると、次の通りです。
- 原因不明の痛みは3日以上続いたら、迷わず医療機関を受診
- 発疹が出る前だと、お医者さんも帯状疱疹だと気づかないことがある
- 現代社会を生きるみなさん、休める時は休んで!!
痛かったり、辛かったりしましたが、最終的に原因がわかったことでスッキリしました。
太ももや、どこかが痛くてこの記事を読んで下さったのかなと思いますが、読者さんの痛みが少しでも早く解決することを願っています。
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